高崎から在来線で新潟へ向かった。
バスで入船へ
ここでしか見た事のないスイッチバック式のバスターミナルも健在だった。
新潟駅前から終点入船営業所へバスで向かった。
政令指定都市だけあって車窓から見える街並みは、大きいのだがすぐに住宅地の中を走行していく。
入船営業所に到着。
街並みも新潟交通の営業所も5年経った今でも変わりなく古びていた。
新潟みなとトンネル周辺を散策
向かったのはここ、新潟みなとトンネルだ。
5年前に新潟に来た際になんかいい名所は無いかと、駅ビルにある本屋で新潟の旅行ガイドブックで発見して行ってみたら良かったのでもう一度来てみたのだ。
入船みなとタワーから地下2階分の階段を下ると
トンネルのスタート地点に到着。
歩いて5分ほどでトンネルの中間地点へ。
ちなみにこのトンネルは信濃川の河口の下を潜っていて、水表面から20mの深さの場所で、7階建てのビルを地面に埋めたくらいの深さらしい。
対岸に到着。
階段3階分を上ると山ノ下みなとタワーが。
山の下みなとタワーは入場料無料で、7回の展望台に上ると新潟港を一望できる。
大きなフェリーが止まているがどこに行くのだろうか。
トンネル入口の真上に建っているのに直通のエレベーターが無いのは何故だろうか・・・。
丁度新潟港から佐渡島行と思われる高速船が。
対岸には入船みなとタワーが見える。
車道の方はタワーから100m先くらいでトンネルから出る様だ。
その脇には鉄屑の山があり、それを運ぶ船が。
中国にでも運ぶのだろうか。
タワー内は市民の憩いの場に・・・、というわけではなく、自分以外に家族連れ1組くらいしか居なかった。
地上に降りてそこから地下2階分を下り、まだトンネルを戻る。
850mあるトンネルをひたすら歩き・・・。
なんだかんだいい運動になるなあ・・・。
対岸の入船みなとタワーの地下に到着。
ここから地上へ階段を上り、地上からエレベーターで7階の展望台へ。
入船みなとタワーの入場者は自分一人だけだった。
地上を見下ろすしてみると新品のテトラポットがたくさん並んでいた。
丁度、港に泊まっていたフェリーが出港していた。
思いの外近場だった。
てっきり北海道か九州にでも向かうのかと思った。
日本海側を見てみると防波堤に囲われて貯水池みたいになっていた。
埋め立てるのかな?
タワーを下りてみると風車付きの丸太で囲まれた謎の建物が。
風速計か?
それとして、周りに風車が刺さっているが台風とかで飛ばされたり大破したりしないのだろうか・・・。
新潟駅へ戻る
新潟駅へ戻るため、入船営業所へ。
バスの発車時刻まで15分ほどあるので待合室で休憩。
待合室は建物の雰囲気と同じ昭和チックで古びていた。
バスが来たので乗車。
バスは自分以外に乗客は居なかった。
新潟駅に到着。
帰宅しようと新幹線ホームに上がるが、もうちょっと駅周辺散策してみようと思い改札を出た。
土・日きっぷというフリー切符の特権で出入り自由なのだ。
新潟駅南口散策
5年前は工事真っ盛りで重機が並んでいたが、今はだだっ広いコンコースが広がっていた。
北口と違いこちら側は、なんでこんな所に新幹線の駅がってくらい過疎地の駅くらい人が居なく、コンコースだだっ広いので更にそう思えてくる。
ゴーストタウンと見紛うような北口を後にした。
帰宅
駅の売店で駅弁を購入して、帰りの新幹線の乗車。
購入したのはもち豚まいたけ弁当という新潟産の豚が入っている弁当だ。
豚は弁当が覚めているためか普通の豚と違いが分からなかった。
豚肉の名誉のために言っておくが、これから7年後に越後湯沢で食べたもち豚のトンカツは最高だったぞ。
おまけ
仙台に到着すると当時は激レアだった試運転真っ盛りのE5系が止まていた。
何故が先頭車両の扉が木の板で塞がれていた。
新潟を観光というより、高崎から在来線で新潟を目指す乗り鉄旅だったが、この旅の翌年に臨時列車の降格された特急水上や、北陸新幹線開業で廃止された特急北越に乗車出るという濃厚な旅で二度と旅が出来ないと考えると貴重な旅だったと思う。
でも、この翌年には土・日きっぷも廃止されて同じ旅しようもんなら金銭的に大幅アップするし、もう一度同じ旅をしようとは思わないけど・・・。
おわり。