城ヶ崎トロピカルコース
門脇吊橋から富戸駅方面に遊歩道が続いているので先へ進んでみた。
遊歩道は舗装されていないがちゃんと整備されているので歩きやすかった。
遊歩道を歩いていると大砲を発見。
幕末に下田にやってきた異国船を砲撃するための砲台(黒船防備砲台跡)らしい。
流石にこんな小さい大砲じゃないよな。
砲台跡の近くのベンチまでは海絵が見えたが、そこから先は周りを見渡すとジャングルみたいな森の中を通っていくので、この先進んでいけるのか不安になった。
ぼら納屋
遊歩道を進んでいくと、ぼら納屋という食堂に到着する。
丁度昼時で、金目鯛も食べられるので入店した。
注文したのは金目鯛定食だ。
金目鯛の煮付けは脂がのっていて濃い目の味付けでご飯が進んだ。
金目鯛の刺身は、新鮮でコリコリとして淡泊だった。
金目鯛なんて初めて食べたがこんなに美味いんだな。
焼き魚も何の魚か分からないが脂がのっているが白身魚なのでしつこさは一切なくて美味い。
つみれ汁は金目鯛の頭が入っていて、ボリュームがあり、金目鯛の出汁のおかけで結構美味かった。
やっぱ名物は現地で食べるのが最高だな。
ただ、観光地価格(3000円弱)だったのが残念だった。
東京だったら鮮度が落ちてここより高い値段で出されるんだろうけど。
ぼら納屋の目の前には、今は使われているのか分からないがプールがあり、
岩がごつごつした海岸が広がっていた。
誰もいない海岸で眺める海はいいな。
海岸からは岩壁に立てらてた古びた小屋が見えたがなんの小屋だろうか。
廃墟か?
伊豆海洋公園へ
城ヶ崎自然研究路という伊豆海洋公園から城ヶ崎海岸駅の隣駅の伊豆高原駅まで海沿いを通る遊歩道がある知り、スタート地点まで県道を南下していく。
県道には野生のユリ?の花や
朝顔が咲いていて、なんか南国っぽいな。
交通量が少なく程よい感じにアップダウンがあり、サイクリングにはもってこいの道だな。こんど輪行してこようかな。
ぼら納屋から県道を30分ほど歩くと伊豆海洋公園に到着。
城ヶ崎海岸自然研究路のスタート地点はまで進んでいく。
蓮着寺
途中、蓮着寺という寺があり、気になったので寄り道。
境内には樹齢1000年のヤマモモが植えてあった。
太い樹脂が四方に生えていて森みたいになっている。
平日だからか全く人気が無いな・・・。
駐車場が1台も止まっておらず、スピーカーから蓮着寺の案内が虚しく流れていた・・・。
城ヶ崎海岸自然研究路
蓮着寺から先に進んでいくと遊歩道が森の中に続いている。
きちんと整備されていて歩きやすいな。
遊歩道を歩いているとベンチが設置してある広場みたいな所に行き付き、そこからは俎岩(まないたいわ)という岩が海上に浮かんでいるが見える。(写真の一番奥の岩)
ちなみに日蓮という鎌倉時代の僧侶が流刑として置き去りにされた岩らしい。
流刑と聞くと離島に流されるイメージだが、あんな小さな岩に置き去りにするとかガチで殺しにかかってるな。
広場から先に進むと遊歩道が完全に獣道みたいになってきた。
この先ちゃんと進めるのか?
こちとら登山するような格好してないぞ。
獣道みたいな遊歩道を歩いていると分かれ道になっていて、片方には灯明台と書かれた標識が。
こんな獣道を歩いていて人工物を見るとなんか安心するな。
灯明台
標識の先に進むと見晴らしの良い突き出た場所に出る。
大正時代にここに灯台が建っていたらしい。
城ヶ島の岩壁が見えたり、
正面には伊豆大島が拝めることが出来るくらい、かなり見晴らしがいい。
しかし、反対側は松の木の所為であまり景色が良くない。
見晴らしがいいので灯明台で海を眺めていると、上空に自衛隊の飛行機が飛んでいた。
そういや東京に越してから自衛隊のヘリコプターとか飛行機とか飛んでるの見かけないな。
東京上空で飛ばしたら面倒くさい方々の苦情とかあるからだろうけど。
地元の宮城だとよく編隊をなして飛んでるヘリコプターのを見かけるのでそれが普通だと思っていた。
たまに戦闘機とか飛んでる時もあって見られた時はラッキー。
しばらく灯明台で休憩した後、自然研究路を先に進んだ。
つづく。