銚子駅近くで昼食を済ませ、銚子電鉄に乗車するため銚子駅に向かった。
銚子駅に到着。
銚子電鉄の1日乗車券(弧廻手形)を買う為に、駅舎内にある観光案内所で聞いた所、ここでは売っておらず、銚子電鉄車内で買わないといけないようだ。
あと、銚子電鉄の発車時刻が一時間後の13時5分。
駅で待つのも暇なので隣の駅まで歩いてみることにした。
銚子散策
銚子駅から東に歩いていると、かなり古めかしい建物が建っている。
銚子公正市民会館という大正15年に建てられたものらしい。
こういう古い建物は見学施設になってることが多いが、ここは今も公民館として使ってるようだ。
市民会館からすぐに公園(中央みどり公園)を発見。
昔は、銚子駅からここまで線路が伸びていて新生駅という貨物列車の駅だったらしい。
確かに広い公園で、昔駅があったと言われれば納得。
何故か公園のベンチでニンテンドーDSやってる中年オヤジがいた。
というかそのオヤジ以外公園には誰もいない。
新緑の綺麗な公園と、薄汚れた中年が同居するギャップが不思議と面白いと思った。
公園を出ると近くのヤマサの醤油工場の所為か醤油の臭いが漂っていた。
まさかと思ったが本当に醤油臭い。
醤油の臭いが全くしなくなったところで銚子電鉄の踏切を発見。
ここは観音駅の近くらしい。
Googleマップ上だと線路脇の道を通ると観音駅に続いてるようだが、実際行ってみると民家の庭にぶち当たり行き止まり。
さっきの踏切に戻るとちょうど電車がやってきた。
10年前と比べで電車が立派になってる気がする。なんか2両編成になってるし。
※2006年3月 犬吠駅付近にて撮影。
10年前はこんなこじんまりとした電車だった。
道に迷いながらなんとか観音駅に到着。
無人駅かと思ったら、駅員のおばちゃんがいて1日乗車券(弧廻手形)を購入することが出来た。
電車の到着時刻まで時間があり駅舎の中のベンチで待っていると、向かいに座っている爺さんが、隣に座っている女子高生に買ったばかりの枕を見せつけて「なあ姉ちゃん、これいくらだと思う?」と声をかけていて、苦笑いで答えている情景を見ていて、俺が同じ事やったら警察呼ばれるような事案になるだろうなと思った。これがジジイの特権か。
そういえばこの間、スーパーの帰りに「君何年生?かわいいねえ~」って帰宅途中の女子中学生に声掛けしている80代くらいのヨボヨボのババアが居て、俺どころか爺もも同じ事やったら警察にご同行願われてただろうなと思ったのを思い出した。
銚子電鉄で外川駅へ
電車に乗車すると帰宅途中の高校生や老人でそこそこ混んでいた。
10年前は脱線しそうなくらいガタガタと揺れが激しかった、普通の電車並みの揺れになっていた。ぬれ煎で儲けてるのか、10年前の騒動のお陰か線路改良したんだな。
※上の写真は終点近くで撮影したのでガラガラである。
そういえば駅名が変な名前に変わっていた。
このロズウェル駅然り、三つ星お米マイスター根本商店駅しかり、One Two Smile OTS犬吠埼温泉駅とかいうマック赤坂を彷彿させる駅名然り・・・。
10度、20度、30度!
終点に着く頃には電車はガラガラだった。
10年前と変わらず映画のロケセットみたいなノスタルジーな駅舎は健在だった。
そういや10年前より観光客が増えた気がする。
10年前はこんな感じ。
地球の丸く見える丘展望館へ
駅からは海に通ずる道があるが、10年ぶりの地球の丸く見える丘展望館に行きたいので回れ右して展望館に向かった。
畑の中を突っ切る県道244号をまっすぐ進み、
畑の中に目立つように建っている満願寺が見えてきたら左折し、
満願寺から車1台通るのがやっとの細い農道を上っていく。
海と地平線が見える景色の良い農道だな。
農道を進むと片側一車線の道と合流する。
合流地点の横にはだだっ広い芝生の広場が。
何の広場だろうか。椅子もあるし・・・。
急な坂を上っていくと>地球の丸く見える丘展望館に到着。
入場料の350円を支払い展望台へ向かった。
10年前と違い快晴だから期待できるな。
ちなみに、1日乗車券(弧廻手形)を見せると入場料が380円から30円引きの350円になる。
つづく。