※手振れ補正無しのデジカメで撮影したので写真がブレていますがご了承を。
スーパー北斗で函館へ
海沿いと山の中を走っているので帰りは真っ暗で今どこを走っているのか分からない状態だった。
しばらく真っ暗闇の中を走行していると住宅街の灯りが車窓に入ってきて七飯駅近くを走行していることが分かった。
1時間ほどで函館駅に到着。
長万部では雪が降っいたがここでは止んでいるようだ。
路面電車はかなり満員で肩と肩が触れ合うくらいだった。
函館の夜景
五稜郭に到着。
足早にチェックインを済ませ、夕食を食べるため函館駅前へ。
函館駅前のラーメン屋で食事を済ませる。
塩ラーメンでホタテとかイカとか魚介類たくさん入っていて美味かったな。
今度は函館の夜景を見るために路面電車で宝来町へ。
函館山ロープウェイ乗り場までは坂を上って行くのだが、その坂が雪でつるつるになっていて何度も転びそうになった。
同じようにロープウェイ乗り場に向かっている人が雪で転んだり、転びそうになったりしてる様をよそにロープウェイ乗り場に到着。
ロープウェイ乗り場にはつるつるの坂を上って函館山を拝みに行こうとしている猛者たちで溢れかえっていた。
切符を買いロープウェイ乗り場に乗車するとそこそこ大きい車両なのに満員だった。
満員のロープウェイを下りるとネットでもテレビでもよく見かける夜景が。
日本三大夜景だけあって液晶ディスプレイで見るより綺麗だな。
持ち前の手振れ補正無しのデジカメの所為で写真は綺麗に撮れないのが残念だけど・・・。
夜の函館散策
どこからか教会チックな音楽が流れているが、この建物は真っ暗なので別の建物だろう。
先程の教会から坂を下るとカトリック元町教会が。
音源はここか。
21時過ぎにクリスマスでもないのに教会が開いている。
毎日やっているのか、それともクリスマスイブイブだからか・・・。
無宗教の自分には関係ないので教会をスルーして坂(八幡坂)を下る。
ロープウェイに乗るための上った坂を違いこちらの坂は誰も居なかった・・・。
坂を下りるとでかいクリスマスツリーが飾ってあり、
近くには金森赤レンガ倉庫があった。
横浜の赤レンガ倉庫より小さいが数はこっちの方が多いな。
倉庫の中も見学したいところだったが、周りはカップルや家族連れで溢れていて、辟易していたので写真撮影だけでその場を後にした。
ちなみに、中はショッピングモールになってるらしい。
※2016年1月 横浜にて撮影
これが横浜の赤レンガ倉庫。
近くの電停から路面電車でホテルへと戻った。
五稜郭タワー
翌日の2005年12月24日。
昨日積もった雪なのか靴が埋まるくらい新雪が積もっていた。
ここに来た目的はこの五稜郭タワーに登るためである。
当時は新五稜郭タワーの建設工事真っ最中で新旧2つの塔が見られるという貴重な時期だった。
ちなみに、今回登るのは奥の旧タワーの方である。
旧タワーはあまり高くないので星形の五稜郭の半分しか撮影できなかった。
こっちがもう半分。
何故星形かというと5つの突起部分に大砲を設置することで死角が出来なくなり、敵に攻撃場所を限定させるためらしい。
函館山周辺を散策
近くには漁港があり、漁船がたくさん停泊していた。
電停の近くの函館山の方へ坂を上っていくと、海上に函館ドックのゴライアスクレーンが見えてくる。
しばらく登っているとどっかから逃げ出してきた犬が雪を掘って遊んでいるというほほえましい光景が。
今度は旧ロシア領事館が。
内部見学ができないので周りを散策してみた。
そこまで大きな建物でもないのですぐに坂を上っていた。
坂を上り住宅街を歩いていると函館といったらよく出てくる旧函館区公会堂が。
大きな洋館でたくさん部屋があり、2階には舞踏会とか開かれていた大広間とかがあったりした。
小さな洋館は数多くあれどこんなに大きな洋館は中々無いのでは?
旧函館区公会堂の隣にも洋館が建っているがこれも公会堂に繋がっていて、建物の一部らしい。
公会堂を後にして坂を下ると旧イギリス領事館が。
青い窓枠が特徴的で、民家のような旧ロシア領事館と違いそこそこ大きな建物だった。
内部見学をしないで領事館を後にした。
今思えば見学しておけば良かった。
領事館近くの路地を歩いていると、この路地は除雪されておらず雪で埋まっているのだが、マンホールの所だけ解けて積もっておらず落とし穴のようになっていて時折車が日掛かっていて、まさにトラップのようだった。
函館散策
十字街電停に到着。
今度は谷地頭に向かう。
谷地頭電停から徒歩10分ほどで立待岬に到着。
公園には誰もおらず、波の音と風の音だけが響いていた。
公園からは対岸に函館の街が見える。
電停から徒歩5分の所に海岸があり、その海岸では温泉が湧いているのか、近くの温泉施設からの垂れ流しか分からないが海の方へ砂浜を伝ってお湯が流れていて、湯気がモクモクと湧き出ている不思議な海岸だった。
函館駅へ戻るため電停へと戻ろうとする頃には吹雪き始めていて、道に迷いながらなんとか電停に到着。寒くて死にそうだった・・・。
あと、遠くの山からかすかに見えるスキー場の灯りが吹雪と相まってなんか幻想的だったな。
函館駅に到着。
腹が減ったので夕食を取ろうと思ったが発車時刻まで30分しかなく、駅舎内で早く済ませられそうなカレーに入店した。
しかし、そのカレー屋は注文してからなかなか来ない。
注文してから10分過ぎたくらいにやっと来た。
急いで食べて終えてホームへと向かった。どんな味だったか覚えていない。
いつも思うがなんでカレー屋は注文してからなかなか来ない店が多いんだろうか。
どうせカレー何て作り置きなんだからすぐに提供できそうなもんなんだけど。
発車5分前になんとか帰りの八戸行きの特急乗車した。
しかし電車は満員で青森までの2時間一切座ることが出来ず、立ったまま青函トンネルを潜り抜けるというオチでこの旅は終わった。
最後の方は散々な感じだったが、長万部は町全体が広々とした感じで北海道に来たなって感じを経験出来てたのと、雪の函館もなんか風情があっていい雰囲気だったので良かった。
現在は東京から新幹線で一本で函館まで行けるので、機会があったら新幹線で行ってみたい。
次は函館の他に札幌、旭川、稚内と北海道各地を転々とした旅をしたいな。