2006年12月。当時高校生だった俺は冬休みだった。
折角の長期休暇なのでどこか旅行に行こうと思った。
そこで人生で一度も行ったことのなく、宿泊代を節約したいので地元から日帰りできる場所ということで名古屋に行ってみることにした。
桑名へ移動
12月23日。
新幹線を乗り継いで約3時間半。
名古屋に到着。
桑名へ向かう為、近鉄名古屋駅へやってきた。
地下にある駅なのに結構広々していた。
あと、電車が発車する都度に警笛を鳴らすがその警笛が車のクラクションと同じ音で「なんでこんな所に車が!?」とビビってしまう。
電車で20分ほどで桑名に到着。
ちなみに桑名に行ってみた理由は名古屋から電車で20分程度なのに隣県の三重県に入るのでなんか気になったからだ。
ネットで調べたのだが六華苑くらいしか名所が無かったので、そこへ向かう為、揖斐川方面へ向かった。
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揖斐川の堤防に到着。
スマホなんて物が無かった時代だったのでネットで地図を暗記してなんかと向かってみたが、六華苑らしき場所が見当たらない・・・。
やけに大きな堤防から探していると住吉神社が。
堤防の上に神社があるのって珍しいんじゃないか?
それもこんなに立派な境内があるなんて・・・。
堤防沿いも住宅地も探してみるが見当たらないぞ・・・。
12月だというのに歩き回ってるせいか汗が・・・。
六華苑見学
何とか堤防沿いの県道の脇に入場口を発見。
なんとか六華苑に到着。
なんだかんだ2時間近くかかった・・・。
ちなみに六華苑は半分が洋館、半分が日本建築という不思議な建物だ。
この建物の隣の内玄関棟という事務所兼食事処を通って入館する。
先に入館するのは4階建ての洋館の方から。
THE洋館という雰囲気から周れ右をすると・・・。
いかにもTHE和室といった雰囲気になる。
掛け軸がかかっているくらいいかにも和室といった趣だ。
洋館側の方に戻って2階に向かうと、上階まで続く階段が封鎖されていた。
こうやって立ち入り禁止にされるとますます入りたくなるのは何故だろうか・・・。
2階もTHE洋館といった趣だが、一部屋押入れがある部屋があるのも面白いな。
六華苑には大きな池があったり、
建物の裏側には離れ屋という屋敷が。
本当に大きな屋敷だな。どんだけ金持ちだったんだよ。
名古屋へ移動
名古屋城見学
名古屋と言ったらここ。名古屋城だ。
だが、名古屋城は1959年に再建したもので中は普通の博物館で正直がっかりだった。
現存天守閣のような迷路のような内装、急な階段とかダンジョン要素を楽しみにしていたのに・・・。
でも、天守閣の頂上は景色が良かった。
リニモ乗車
何故藤が丘駅に来たかというと、このリニモ(愛知高速交通東部丘陵線)という日本で唯一営業運転してる磁気浮遊式リニアモーターカーに乗車してみたかったからだ。
リニモの駅は地下にあり、地上にある地下鉄の駅から地下鉄でもない電車に地下へ向かう逆転現象が。
リニモは無人運転で、東京の新橋~豊洲をお台場経由で走行するゆりかもめみたいだった。
乗り心地も浮遊しているのにそれなりに揺れるのでゆりかもめとの違いは感じられなかった。
ただ、急勾配や急カーブが前面展望で見れるのでジェットコースターみたいだ楽しかった。
リニモは住宅地の中を走行していくが途中民家が一切ないような山の中を走行し始めてとんでもない所に来てしまった感がある。
藤が丘駅から17分で終点の矢草駅に到着。
愛知高速鉄道の乗り換え客しか降車しないだろうと思われるほど山奥で何もないような駅だった。
名古屋テレビ塔
次に向かったのは個人的に名古屋城の次に有名な名古屋テレビ塔へと向かった。
エレベーターから降りると名古屋の夜景が・・・。
そんな高いタワーじゃないけど夜景がきれい。
おクソカップルがイチャつきまくってるのがいけ好かないが。
名古屋駅のセントラルタワーから見たらもっと綺麗なんだろうな。
東京発の最終の乗り換えの新幹線に乗車するため、名古屋テレビ等を最後に名古屋を去った。
名古屋は日本第三の都市だけあってかなり大きな街でリニモという日本雄一営業運転しているリニアモーターカーにテレビ塔の夜景となんだかんだ楽しんだが、これだ!という名所が無いのは残念だった。東京も同じように特にこれといった名所が無いけど。
しかし、名古屋駅から電車で20分でいける桑名にある六華苑は和洋折衷の不思議な建物で今回の旅行で一番の名所だと思う。桑名というマイナーな街にあるのであまり見物客が居ないのでじっくり見学できるという点でも。
おわり。