2016年6月1日に土日出勤分の代休を貰ことが出来た。
そこで、サイクリングに行くか、伊豆の城ケ崎に行くか考えていた。
何故、伊豆の城ヶ崎かというと昨年2015年に大学時代の友人と行った旅行で下田に行ったにも関わらず金目鯛を食べそびれたからだ。
また、下田に向かう途中、城ヶ島のつり橋が気になって行こうと思ったが旅館の時間の関係で寄ることが出来なくなったからだ。
城ヶ島へ
2016年6月1日。
金目鯛が食べたいという欲を抑えきれず城ヶ島に行くことにした。
東京駅から東海道新幹線で熱海へ向かう。
小田原で2本通過待ちを行う為、10分ほど停車した。
東北新幹線と違って2本通過待ちするほど本数多いんだな。
東京から50分ほどで熱海に到着。
暑くもなく寒くもなく快晴で風も強くない。
絶好のサイクリング日和じゃないか。
サイクリングにするべきだったんじゃないかちょっと後悔し始める。
ちなみ新幹線がホーム横で通過するのでかなりスリルがある。
なんか特急みたいな電車だけど普通列車なのだ。
先頭席に座ると全面展望を楽しめる。
普段乗ってる社畜の奴隷船電車と違って贅沢だな。
城ヶ崎海岸駅までは、こんな感じの山の中を通っていくので、海はチラッとぐらいしか見ることが出来ない。
熱海から40分ほどで城ヶ崎海岸に到着。
ちなみに城ヶ崎海岸駅となっているが海岸まで徒歩20分かかる。
こんなに海岸から離れてるなら城ヶ崎駅でいいんじゃないだろうか。紛らわしい。
海岸まではこんな感じの別荘地の中を通っていく。
別荘なんて、薄給激務の名ばかり正社員で実質定年40歳のブラック企業に勤めてる俺には無縁だな。そもそも持ち家すら無理。
でも、別荘持つくらい金があるんならアパートでも立てて不動産経営するな。
バリバリ働いて金稼いでタワマン買って高級車乗り回すような贅沢な暮らしをするより、不労収入を得て働かないでごく普通の生活する方が幸福度高いんじゃないかと思う今日この頃。
そんな理想も虚しく、こちとら大手中堅の新卒初任給以下の給料でバリバリ働いてるんだぜ。懲役40年以上どころか無期懲役確定。
なんだかワープア過ぎて虚しくなってきたぞ。
門脇灯台
人生は糞ゲーという事実にこの世を呪いながら亡霊のように死んだ魚の目をして歩いていると城ヶ崎海岸の駐車場に到着。
平日だというのに人が多いな。
門脇つり橋の看板の方向に向かうと灯台(門脇灯台)があり、登れるようなので登ってみた。
断崖絶壁が続く伊豆半島を拝むことが出来る。
なんか灯台に登ったら天気が悪くなった・・・。
門脇吊橋
断崖絶壁の結構高い所(高さ23m)に掛けられていて思いの外スリルがある。
でも、思ったより揺れが少ないので高所恐怖症の人でも安心して渡れると思う。
吊り橋からは伊豆大島が見える。
反対側はV字に削られた岩場が。
満潮になるとこんな所まで潮が満ちるのか。
吊り橋を越えるとゴツゴツとした歩き辛い岩場が広がっていた。
城ヶ崎海岸
岩場には一切手すりが設置しされておらず、崖っぷちまで行くことが出来き、スリルを味わうことが出来る。
まさに、俺の今置かれている立場と、今この状況が一致した瞬間である。
流石にここまで来ると足がすくむな。
近くの岩場の高くなっていることに立つと、岩壁と伊豆大島が拝める。壮観だ。
だが、崖っぷちから少し離れているけど、四方に絶壁が見える分、足がすくんだ。
吊り橋からの道は続いているようなので進んでみることにした。
つづく。