2013年 スポーツ小径車購入
2013年、俺はサイクリングを楽しむためにTern Verge X30というスポーツ小径車を購入した。
この自転車を選んだ理由は、折り畳みが出来るので輪行が簡単なことと、デザインに一目ぼれしたからだ。
ここから、輪行で色々な所にサイクリングに行くようになり、自転車沼にハマったのだと思う。
2014年5月 ロードバイクの購入を計画
2014年、ブラック企業のブラック案件に放り込まれて毎日終電、休日出勤も当たり前で、急な出張すらもよくある地獄の日々。サイクリングする暇もなくフラストレーションが溜まりに溜まっていた。それも時給換算すると近所のコンビニバイトの募集の方が給料上ってくらい薄給っていうね。
そんな地獄の中で唯一の楽しみは、帰宅の電車の中スマホを使って行く予定もないサイクリングの計画を立てて、妄想を膨らませることくらいだった。
「あそこに輪行してサイクリングしよう・・・、ここもいいなあ・・・」
帰って寝るだけの生活、帰りの電車の中のスマホが唯一の娯楽だった。
気付いたら、行く予定もないサイクリングの計画から
「このフレームいいなあ、いや、これもいいなあ・・・」
気付いたらロードバイクを買う計画にすり替わっていた。
みなし残業制で残業代もロクに出ないブラック企業勤めで金が無いのにも関わらずにだ!!!
2014年8月 ロードバイクの購入を決意
8月になり、地獄の勤務形態が良くなるどこらか更に悪化して、徹夜も当たり前になり、フラストレーションが爆発寸前だった。
勿論、夏季休暇は無く、世間がお盆休みに浮かれている頃、終電までオフィスに籠って仕事をしていた。ちなみに、徹夜もあったよ!!
そんなある日の帰宅途中、これだ!というフレームを見つけた。
それはフランスのLAPIERRE社から発売されている「Xelius EFI Ultimate」というフレームを見つけた。
それも36分割払いなら金利0という、俺みたいな貧乏人にでも買える嬉しい情報が。
これを以って購入を決意した。
2014年9月 ロードバイクを購入するためショップへ
9月になりやっと休日を貰たのでロードバイクのローンを組みにショップへ。
入店するとレジへ直接向かい、「予約していた漆ですけど、担当の○○さん居ますか?」と尋ねて、今、昼休憩中とのことで、受付カウンターで待った。
実は前日ネットでフレームと、ホイール、コンポーネント(ギア、クランク、変速機、ブレーキ、チェーン等の総称)を予約したいたのだ。
担当の人が来て、ローン会社に提出する記入用紙を記入するよう言われて記入した。
当然年収を記述する欄があり、「こんな低年収で通るのか?」と現実に戻されると同時に虚しくなった・・・。
ちなみに、帰宅途中に食べたインドカレーは美味かった。
2014年10月 海外通販でパーツやウェアの購入を始める
10月に入り、ローンの審査が通ったとショップ店員から連絡があり、無事予約できることになった。
そこで、フレームが入荷するまでの2か月間、予約したものの他に必要なパーツを購入した。
ここでよく利用したのがwiggleというイギリスのスポーツ専門の通販サイトだ。
他の海外通販サイトも利用していたが、主にここを利用していた。
理由としては以下の5点だ。
- 代理店の中間マージンが無いので日本で買うより安い
- サイトが日本語対応
- メール対応も日本語に対応
- 他の海外通販サイトより安い場合が多い
- 7000円以上の購入で送料無料
どれくらい安いかというと、ここで購入するより日本で買う方が1.5~2倍くらい違うのだ。
ちなみに、仕事の方はというと地獄の案件が終わり平和に・・・。
なんてことは無く、次の案件は毎日終電・休日出勤が当たり前な上に、上司がパワハラ野郎にグレードアップして、石打ちの刑から股裂きの刑に量刑が上がったような気分だった。
2014年12月 代理店の不手際で入荷が延期に
2014年12月のある日、ショップから連絡があり、代理店の不手際で、フォーク(前輪を固定する部分)の形状が違う物が届いた。確認しに来店してほしいと。
正直フォークの違いだけだったらそのまま購入でも良かったが一応確認の為、来店してみることにした。
来店してフレームを見せてもらったがフォーク以外にも違いを発見した。
まずはフレームの色で水色の部分が青色に近い色。
次にLAPIERREの最上級モデルのUltimateのロゴが無い。
社畜生活唯一のプライベート時間の帰宅中のスマホでのネットサーフィンで予約したロードバイクを調べるのが日課になっていた。
そこで、15年モデルに予約したモデルより1ランク下のグレード同じ色のフレームを発見していた。
もしかして、このフレームじゃないのかという疑惑があったので、3月まで待つことにした。
冬だしクソ忙しくてサイクリングどころでは無かったしね。
2015年3月 ついにフレーム入荷
2015年3月上旬。ショップから入荷したとの連絡があり、海外通販で購入したパーツを持ち込んで来店した。
入店するとホイールとコンポーネントが取り付けられた予約したロードバイクがあり、待ちに待ったロードバイクに乗れる日が近いのかとワクワクした。
仕事の方は運良く、パワハラ上司のいる残業ばかりのクソ案件から抜け出し、余り残業がなく、一生遊んで暮らすにはどうすればいいかという議題に始まり、金持ちのヒモになるというしょうもない結論で完結する議論を交わすくらい仲の良い上司のいるホワイト案件になったのだった。
2015年3月下旬 ロードバイク自宅に到着
2015年3月下旬。ついにロードバイクが自宅にやってきた。
これは、毎日の社畜生活の唯一のプライベート時間の電車内スマホネットサーフィンで培った脳内シミュレーションよりカッコいいな!!
だが、この頃になると忙しくなり、サイクリングどころでは無くなり、実際に乗るのはまだ先延ばしに・・・。
毎日終電って程じゃないのが救いだった・・・。
おわり。