時系列完全無視放浪記

今まで思い付きで行った一人旅を時系列無視で更新するブログ

神奈川の逗子から国府津までサイクリングしてきた

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2013年5月、俺は東京から地元の仙台に転勤させられることになった。

転勤費用は完全実費。そして半年後にまた実費で東京に戻らされたが・・・。

職歴を得るために渋々ブラック企業に勤めていたが、転職してもブラック企業だったので転勤させられるタイミングで辞めるべきだったと後悔している。

東京に戻ってから毎日終電、徹夜も休日出勤も当たり前の怒涛の日々を送る羽目に・・・。

この話はこの記事には関係ない。後ほど書こう。

 

転勤して東京を去る前にサイクリングしたい場所があった。

それは鎌倉、江ノ島周辺の海沿いの道路だ。

4月終わりのこんないい季節に海沿いをサイクリングしたらさぞかし気持ちいいだろうという単純な考えからだ。

 

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2013年4月28日

自宅の最寄駅から電車を乗り継ぎ、京急線新逗子駅に到着。

 

新逗子から片瀬海岸へ

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駅前で自転車を広げ、まずは逗子海岸へ向けて出発した。

 

逗子周辺は坂が多く海岸へ出るまで何回か坂を上り下りしたり、トンネルを潜ったりした。

それにしても不思議な気分だ。自転車に乗ったことのない、自宅から離れた見知らぬ土地で、今自転車で駆け巡っていること。そのことだけで坂の上りも苦痛ではないこと。

 

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しばらく、山の中や住宅街を抜けると海岸に到着。

新逗子駅からロクに地図を見ないで行ったため、到着したのは逗子海岸ではなく、葉山港に到着してしまった。

 

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今日は快晴かつ、気温も暑くもなく寒くもなく絶好のサイクリング日和。

こんな日の海は清々しいな。

これから海岸沿いを走ると思うとテンション上がってきた。

 

葉山港を後にし、由比ガ浜を目指す。

由比ガ浜までトンネルと山道が多く、フラストレーションが溜まってきたところで、由比ガ浜海岸の標識が見え、道の先に海が見えてきた。

 

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由比ガ浜で休憩。

それにしても自転車乗り(ローディー)が多いな。

みんな考えることは同じか。

こんないい天気、いい気温の日にサイクリングしないなんて損だし。

 

由比ガ浜を出発し、国道134号を海沿いを走る。

ただ、車の交通量がかなり激しく、自転車乗りも多いので思いの外走っていて気持ちよくはなかった・・・。

 

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七里ヶ浜まで来ると渋滞が発生していて、かなりストレスだったので気晴らしに駐車場に自転車を止め、海岸に降りることにした。

 

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海水浴シーズンでもないのに砂浜には多くの人がいた。

流石に海水浴してる人は居なかったが。

 

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それにしてもサーファーが多いな。

サーフィンって楽しいのだろうか?

やってみたい気もするが、どうせ俺は運動神経が無いので上手く波に乗れずに、嫌気がさして辞めるのがオチだろうけど。

機会があったらやってみるか。

サーフィンやってる知人友人は居ないのでその機会はいつ来るのだろうか・・・。

 

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片瀬海岸へ向けて出発する。

 

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交通量がこんなに激しい。

車に気を付けて走らないといけないので、折角の海岸沿いのサイクリングも台無しである。

 

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腰越駅付近で江ノ電と合流する。

細い路地な上、江ノ電路面電車にしては大きいので迫力がある。

 

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短い区間とはいえ、関東で、同じ道路で電車とこんなに近く並走できるのはここくらいだろう。

海岸沿いは交通量が多くてがっかりだったが、こんな珍しい光景のなかサイクリングできてここまで来た甲斐があったな。

 

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江ノ電の並走区間から逸れ、5分ほどで片瀬海岸に到着。

こんなメジャーな名所で自転車に乗るのは初めてでテンションが上がるな。

 

腹が減った。

丁度昼時で近くに気になるラーメン屋があるので、そこに向かう。

 

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自転車で30分くらいで目的のラーメン屋(麺やBar 渦)に到着。

細い路地が多くてここまで来るのに迷ってしまった。

行列を覚悟したがスムーズに食券を購入して着席できた。

 

関連ランキング:ラーメン | 本鵠沼駅柳小路駅石上駅

 

 

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注文から10分程度で着丼。

醤油味の「雅」を頂く。

残念なことにどんな味だったか忘れまった。

スープの色の割にはしょっぱくなかったのは覚えていたがそれ以外は全く記憶になかった。

食べたラーメンの味を忘れるとは、4年という月日は残酷だな。

 

ラーメンを食べ終え、店を出る長い行列ができていた。

入店したタイミングが良かったようだ。

店の前に止めていた自転車を出すのに苦労したが。

 

江ノ島へ向かう

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帰りも道に迷いながらなんとか片瀬江ノ島駅に到着。

ここら江ノ島に向けて出発。

 

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江ノ島から車道を行こうと思ったが渋滞が発生して危なかったので歩道を歩いて江ノ島へ渡った。

江ノ島に渡ってから島の奥の方へ漕いだ。

奥に向かうと駐車場が広がっていて奥に堤防がそびえ建っていた。

 

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堤防に上がると一面海が広がっていて、たくさんのヨットが巡航していた。

ヨットって楽しいのだろうか?(サーフィンパターン)

ヨットなんて運動神経以前に技術も知識も必要で乗せてもらうことすらままならないだろう。

どうせ一生乗ることは無いだろうし、楽しいのか?と考えるのもやめよう。惨めになるだけだ。

 

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堤防を奥に進むと海の方向に降りられる階段があって、海の近くまで向かった。

ごつごつした岩場が広がっていて、釣り人がたくさんいた。

釣りって楽しいのだろうか?(サーフィンパターン)

というか、釣りは小学校の時一回やったことがある。

暇な時間が長く、全く釣れなくてつまらなかった印象しかないので二度とやるものか。

 

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駐車場に戻り、自転車で江ノ島を散策する。

島内は車1台すら通れない細い道が多く、風情があっていい散策だった。

 

国府津駅へ向かう

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江ノ島を後にして、国道134号を南下していく。

 

国道134号は江ノ島水族館付近から片側2車線以上の大通りになり、交通量が七ヶ浜付近の狭い道と違って交通量がマシになり、大分走り易かった。

しかし、ずっと同じような単調な景色が続いて走っていて退屈だった。

 

国道134号で茅ヶ崎を抜け、大磯に到着すると太平洋自転車道の標識が見えたので、標識に沿って西湘バイパスの高架下を潜り抜け自転車道に合流。

 

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自転車道に合流すると左側に海岸線が広がっていて、今までの単調な道から解放され、江ノ島から休みなく走行した疲労が飛ぶくらいテンションが上がった。

だが、2.5kmしかないので絶景の中のサイクリングはすぐ終了。

民家を抜け、国道1号線に合流。

 

流石に疲労困憊だが、国府津駅へひたすら国道1号を漕いでいく・・・。

途中、二宮駅という標識に誘惑されそうになったり、自販機を見つけて水分補給がてら休憩を取りながらも、ひた走るが中々国府津駅の標識が見えてこない。

日もだんだん傾いてきて、街並みが赤らんできて若干寒くなってきた。

 

国府津駅はまだかと思って必死に漕いでいると、頭上に、夕焼けに照らされた国府津駅の表札が見え、やっとゴールに目前という事に、日々の労働では絶対に味わう事のない達成感も得られ、気分は絶頂に高揚した。

 

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程なくして国府津駅に到着。

 

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駅前の隅で自転車をたたみ、輪行袋に入れる。

近くには複数人のローディーがいて、ここまで来るのは自分だけじゃないんだな。

江ノ島方面からではなく、箱根方面から来た可能性もあるが。

 

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国府津始発の列車で帰路に着く。

国府津駅をゴールに選んだのも始発列車があるからだ。

 

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今日は奮発してグリーン車だ!グリーン車なんて人生初じゃないだろうか・・・。

貧乏人にはグリーン車なんて敷居が高くて・・・(普通列車グリーン車料金は特急料金より安い)

 

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電車は国府津駅を出発し、東京へ向かう。

グリーン車の2階なので眺めがよく海が見えた。

 

1時間ほどで東京駅に到着。ここから電車を乗り継ぎ自宅へ・・・。

明日仙台に引越しだ。

 

新逗子駅から国府津駅までサイクリングして、江ノ島周辺の海沿いの道は渋滞していて全然サイクリングを楽しめなかったが、大磯での太平洋自転車道の眺めや、国府津駅に到着した時の達成感は4年経った今でも印象深かった。

これだから自転車はやめられない!

 

おわり。